スポーツでけがをされた方へ
スポーツ外傷について
スポーツ外傷については、スポーツへの現役復帰を目標に施術を行います。
スポーツ外傷は痛みや腫れといった急性期のものが多いので、アイシングや超音波を使った施術が中心となります。それにプラスして、腫れ・痛みの出ている部位の周りの筋肉を手技で整えていきます。
スポーツ障害について
スポーツ障害とは、「野球肘」や「サッカーひざ」といったスポーツにより引き起こされるけがのことです。筋肉や関節を酷使することで、筋肉組織が疲労したり、骨や腱、関節の接続部分にトラブルが起きたりして、痛みが出るようになります。
施術の流れ
①全身状態の確認
実際に体に触れ、筋肉が張っている様子や熱を持っていないかを調べます。
②身体の動かし方の確認
いつもどうやって動かしているかをお聞きします。
よく「普通です」とお答えいただきますが、人によって顔が違うように体の部分ごとの重さや大きさ、バランスはそれぞれです。
スポーツのフォームには、理想的な動きと呼ばれるものがありますが、理想ではあってもその方の身体に合っているかどうかは別です。理想のフォームを求めたために、逆に身体に余分な負荷をかけていることもよくあります。
お仕事をされている方にも、必要に応じてその動き方をお尋ねすることもあります。
③施術
痛みを感じる箇所に手技・治療機器を施し、場合によっては湿布・テーピングなどを使います。
④アドバイス
痛みをかばう動きとともに、気をつけていただきたい姿勢や動かし方をお話します。
また、フォームも大きくかかわってくるため、関節になるべく負担がかからない方法についてもアドバイスいたします。チームなどに所属されている方は、監督やコーチなどともよく相談されることをおすすめします。